あなたの“ちからの源”はなんですか?
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2022年夏、みなさんはどのように過ごされたでしょうか。
わたしは7月に、大阪桐蔭高等学校吹奏楽部の演奏を生で聴く機会がありました。
大阪桐蔭高等学校吹奏楽部といえば甲子園(全国高等学校野球選手権大会)での応援演奏や最近は著名人とのコラボ演奏などで、テレビでもよく取り上げられているので
ご存じの方も多いかもしれません。
年間80回以上国内外を公演で飛び回る、全日本吹奏楽コンクールの常連校です。
今年は3年ぶりに、山陰特別公演が安来市と米子市で開催されました。
地元中高生とのコラボ演奏もあり我が家の長女(中2)も一緒に演奏させてもらう貴重な機会を得ることができました。
演奏会の冒頭、彼らの演奏をバックに吹奏楽部の軌跡やこの2年間の様子が映し出されるとコロナ禍での練習や公演の苦労を想像し、涙が止まりませんでした。
会場全体が同じ空気だったような気がします。
私たち自身もこの2年間を思い返していたのかもしれません。
高校生とは思えない演奏と表現力に圧倒された、あっという間の2時間。
終演ではいつ鳴りやむのかと思うほどの拍手で会場いっぱいに温かい空気で包まれました。彼らの演奏による“音楽のちから”で
心が癒される素敵な時間を過ごすことができました。
自分の好きなことを改めて思い出し、考える
先日教室の先生方との雑談の中で、好きな映画の話になりました。
ハリウッド超大作、単館系、ドキュメンタリー、アニメ…色々な映画の話題で盛り上がり、先生方の別の一面を感じることができたと同時に改めて私の好きな作品はなんだったっけ?と考えてみました。
エイミー(1997)
スイングガールズ(2004)
耳をすませば(1995)
グレイテスト・ショーマン(2018)
ボヘミアン・ラプソディ(2018)
並べてみると、どの作品も“音楽”がキーワードになっていて『音楽がきっかけ』で声を取り戻したり、仲間と目標に向かう達成感を感じたり夢や将来について考えたり、自分の表現の一つだと気づいたり……
改めて私のツボは音楽なんだなーと感じました。
楽しく演奏している誰かの姿に元気をもらえる。
音楽を感じる映画で、心震わす感動に出会える。
もうちょっとだけ頑張ろう!と後押しをしてくれるちからの源……それが私にとっての“音楽”なのだと、改めて思った夏でした。
トンネルの向こうに、微かな光を感じる2022年夏の終わりにあなたにとっての、あと一歩!前に踏み出す“ちからの源”を思い出してみませんか。
Author:永富 純子
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